ノウハウ

2019/08/05

nendの担当者に聞いた!
配信先×クリエイティブで、女性向けアプリのプロモーションを成功に導く

ファンコミュニケーションズへの入社以来、新規営業を中心に行い、特に女性向けアプリを運営する広告主様と商談を多く行ってきた営業担当メンバーに、日々の営業の中で活用できていることをお話しします。

女性向けアプリ広告担当者へのインタビュー記事タイトル画像

真っ先に広告主様のお役に立ちたい

編集部:ファンコミュニケーションズに入社する前から、今までのお話を聞かせていただいてもいいですか?

はい!実は私、大学生の時は児童文化学科を専攻していて、幼稚園の先生になろうと思っていたんです。ただ、一般企業で働きたいという想いもあって、どちらか選ばなきゃいけないときに、最終的に普通に就職活動をすることを選んだんです。

編集部:人生の大きな選択ですね。ファンコミュニケーションズに入社してからはどのような業務を行ってきたんですか?

入社してから今まで、新規営業を中心に活動しています。

編集部:他にも営業を行っている社員がたくさんいる中で、ご自身のアピールポイントはありますか?

私の強みは「負けん気」と「泥臭さ」だと思っていて。新規の広告主様への営業電話を躊躇することってあると思うんですけど、戸惑っている時間があるならその時間で一人でも多くの広告主様とお話ししたいので、とりあえず電話しようと行動してきました。

編集部:確か、今年も元旦から電話をかける広告主様のリストアップをしてたんですよね?

そうなんです。年末年始からプロモーションを強めていきたい広告主様もいるかもしれないので、私もできる限り早めに行動することで、誰よりも先にお役立ちできるよう意識していました。
あと早くリストアップをしないと、他の人に取られちゃうので(笑)

女性ならではの感性をクリエイティブに活かす 

編集部:新規営業は、どのようなジャンルを中心に行っているんですか?

私は、女性向けアプリを運営する広告主様とお会いする頻度が高いです。

編集部:それは何か理由があるんですか?

女性ならではの視点が活かせるからですね。女性向けアプリは大きく分けてゲームとライフスタイルがある中で、最近のトレンドとしては美容や健康に関する情報をまとめたアプリが増えてきています。そういった広告主様のほとんどは広告運用をインハウスで行っていて、nendがクリエイティブ制作をお手伝いするケースが多いです。そうなったときにユーザーさんと同じ女性であれば、より当事者意識をもってクリエイティブを考えられると思ったので、女性向けアプリを運営する広告主様を中心に営業しています。

編集部:過去にはどういったクリエイティブを考えたことがありますか?

例えばあるコスメのクチコミアプリのクリエイティブを考える中で、広告主様からはトレンドのアイメイク方法が良いのではないかという意見がありました。ただ、個人的に女性はトレンドばかりを見ているのではなくて、悩みを解決したい欲があるのではないかと思っていたので、悩み訴求軸のクリエイティブをご提案させていただきました。その後、広告主様やnendのデザイナーともお話しして、「よれないメイク」や「ワントーンメイク」など女性が難しいと感じている部分を解決するクリエイティブを作ることになりました。
他にも例えばキュレーションアプリであれば、アプリ内で訴求できるポイントはメイク、ファッション、ネイルなどいろいろあると思うのですが、その中でも朝の悩みに着目してクリエイティブを制作しました。「寝坊したけど可愛くしたい」「極限まで時短したい」という朝の悩みを解決するHow toを載せることで、他社媒体よりもインストール後のROASが良いというお言葉をいただきました。

女性向けアプリのプロモーションのクリエイティブ例

編集部:実体験を活かせるのは女性ならではですね。

普段からキュレーションアプリや美容雑誌をよく見て、メイクの勉強をしています。
はじめはメイクやファッション、ネイルに関して右も左もわからなかったんですけど、自分に合う色やスタイルを自力で勉強して、失敗を重ねながらここまできました。なので、初心者の方から美容感度の高い方まで、幅広い悩みに沿ったクリエイティブを提案できると思います。

編集部:そんな村上さんは今まで女性向けアプリを運営する広告主様とたくさんお会いしてきたと思いますが、そういった広告主様はどのような課題を持っていますか?

女性向けアプリはゲームアプリなどと違って課金メインではなく、いかにユーザーさんに長く使ってもらえるかが重要になってくるので、継続率を課題にあげているところが多いですね。

編集部:その課題に対してnendでできることはありますか?

もちろんあります。継続率の低下は、ユーザーさんが最初に接触する広告のファーストインプレッションと、実際にアプリを使ったときのイメージの乖離が起因していると考えています。そこで継続率を上げるために重要になってくるのがクリエイティブです。そこがまさにnend、いや私が貢献できるところです。例えばフィットネスアプリを実際に使ってみて、気軽に取り組めるメニューが豊富にあることがアプリの売りかつ、ユーザーさんが魅力を感じる部分だと判断した場合は、クリエイティブでもその部分をしっかりと表現します。そうすることで、アプリ利用前後のイメージの乖離を軽減し、継続率を上げていくことができます。

女性向けアプリと相性の良い配信先

編集部:女性向けアプリをよく利用し研究しているとのことですが、nendはやっぱりゲームというイメージが強いと思うんですよね。ゲームアプリのプロモーションではnendが選択肢に入る確率はかなり高いですが、女性向けアプリではまずはSNS広告を利用するのが現状だと感じています。そんな中で、SNS広告にはない、nendならではの強みはあるんでしょうか?

確かに、SNS広告はターゲティングの精度が高いので、ターゲット層が明確なアプリでは有効ですよね。ただ、nendは潜在層にもリーチできるのが強みだと考えています。例えばメイクアプリのプロモーションをする際に、SNS広告ではメイクが得意な人をターゲティングするので、配信先としてそういった人が大部分を占める傾向にあると思います。それに対してnendでは、まだメイクに慣れていない、メイク初心者の潜在ユーザーが集まるアプリ/サイトにも広告を配信することができます。
さらに、メイク初心者は若年層が多いと仮定して、そのユーザーさんが集まる配信先には単価が安いコスメのクリエイティブを配信するなど、「配信先 × クリエイティブ」で、まだ顕在化していないユーザーを発掘できる可能性は無限大です。(導入事例もぜひご覧ください!)

編集部:配信先や、検証の幅に強みがあるということですね。具体的に、どういった組み合わせがあげられますか?

若年層で言うとマンガですね。若者が利用するアプリの代名詞がマンガだと思うのですが、実際にマンガアプリ/サイトの配信先では平均CTRと比較して、若年層向けクリエイティブのCTRが高いです。その他にも、旅行サイトやエンタメ/ニュースサイトでも良い結果が出ています。

女性向けアプリのクリエイティブと相性の良い配信先

また、最近では料理動画アプリの配信先が増えてきているので、主婦層向けのクリエイティブをそういったところに配信し、効果を見ていくのもありですね。

編集部:いろんな訴求方法があるんですね。配信先の種類は豊富にあると思うのですが、広告フォーマットもいくつかありますよね。大きく分けると静止画広告と動画広告がありますが、どちらの方がおすすめですか?
動画リワード広告動画ネイティブ広告についてもぜひご覧ください!)

打ち出したい内容によって向き不向きがあります。例えば、アプリの使い方を説明するときや、何か新しい機能が出たときは情報量を多く出せる動画広告を主軸に配信した方がいいですね。
一方で、アプリのインパクトやファーストインプレッションでとにかく興味を引きたい場合は、静止画広告の方がうまく伝えられる傾向にあります。
基本的には静止画広告と動画広告のどちらもご利用いただくのですが、プロモーション内容によってメインの広告フォーマットを切り替えて運用していますね。

編集部:なるほど。もちろんアプリによって変わってくるとは思うのですが、nendに出稿いただいている女性向けアプリ全体でみると、静止画広告と動画広告どちらの方がご利用金額が多いですか?

最近のトレンドは動画広告になってきています。女性向けアプリは機能面で差別化を図ることが多いので、どの広告主様も、静止画広告では伝えきれないアプリの使い方や機能を、15~30秒という動画の中でうまく伝えています。

女性向けアプリの静止画・動画比率

nendで初めての試み

編集部:動画広告を活用されている広告主様がたくさんいる中で、今まで何か特別な取り組みをしてきたことはありますか?

以前、ある広告主様の動画広告に出演するインフルエンサーのキャスティングから撮影までnendで実施したことがあります。既存のクリエイティブの効果も良かったのですが、ずっと継続して効果を保つのは難しく、伸び悩んできていたのでこのような取り組みを実施することになりました。

編集部:そういった動画クリエイティブは毎回作成していただけるんですか?

nendでそういったメニューを用意しているわけではないので毎回は難しいかもしれないですが、今後もそういった取り組みにチャレンジしていきたいと思っています。拡大期にクリエイティブの効果が落ちてきたり、広告主様の方で獲得を最大化させるためのクリエイティブ素材のご用意が難しかったりする場合、状況によって弊社からご相談させていただきたいですね!

編集部:そういった、nend独自の取り組みをどんどん増やしていきたいですよね。
nendとして今後チャレンジしていきたいことはありますか?

先ほども少し話に出ましたが、今nendはゲームアプリのプロモーションに最適という印象が強いので、女性向けアプリを中心に非ゲームアプリを運営している広告主様にも、nendがプロモーションの主軸として使われるようにしたいですね。「アプリのプロモーションといえばnend」と言われるようになりたいです。

編集部:そのために具体的にやっていきたいことを教えてください。

今すでに少し進めているんですが、ブランディング用の動画配信を広げていきたいです。nendの動画広告って、実はビューアビリティがすごく高いんですよね。なので、今までは獲得にコミットして配信してきましたが、今後は認知・拡大部分でもどんどんnendを活用してほしいなと思っているので、そういったブランディング訴求は広げていきたいです。

編集部:それが実現すれば、非ゲームの広告主様も増えていきそうですね。

毎年新卒の子がどんどん入ってくるので、みんなよりも一足先に、誰からも憧れられるようなキャリアウーマンになって、広告主様や代理店様から指名されるようになりたいです。そのためにはもっと女性向けアプリを使って心身ともに磨きをかけないとですね…!
nendの営業としてもそうですが、一人の女性としての視点も大切にしてプロモーションの最大化を目指していきますので、プロモーションにお困りの方はぜひご相談ください!

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